2018年度法要・行事(ご報告)

「平成30年7月豪雨にかかるボランティア活動」

 活性化した梅雨前線の影響で7月5日から西日本各地に降り続いた大雨は、河川の氾濫、土砂崩れなど、多くの被害をもたらしました。死者は200名を超え、今も不明者の捜索が続いています。7月22日現在、広島で112人、岡山で61人、愛媛26人、京都5人、山口、高知、福岡各3人、兵庫・佐賀・鹿児島各2人、岐阜・滋賀・奈良・鳥取・宮崎各1人がお亡くなりになられました。
 本願寺広島別院(広島市中区寺町)には、7月16日から安芸教区災害ボランティアセンターが設置され、7月25日・26日、住職はボランティア活動に参加。(西本願寺から10名が参加)他にも全国各地(宮城・鹿児島・熊本・東京・愛知・島根)の方も含め、約30名の参加があり、数班に分かれ作業を行いました。
 私は両日とも、広島県呉市安浦町中畑地区の被災地で11時から15時頃まで活動。土砂・流入物の撤去作業を行いました。安芸教区黒瀬組慶雲寺の門徒総代で、この地区の自治会長をされているお方が、数日前にNHKの取材で、被災から約2週間が経過するが、この地域は孤立しており、ボランティアの方も来られていない現状を述べられ、7月23日から安芸教区のボランティアセンターが継続して活動させていただいています。中畑地区の被災地には細い道路しか続いておらず、その道は土砂や流木で埋め尽くされていたそうです。道路を開通されるまでにも日数がかかり、豪雨の時から、住民の方は近くの集会所に避難さていました。豪雨は、尋常ではなく、数件の家が流される様子を見て、自治会長も死を覚悟されたそうです。集会所に逃れられた人は命に別状はなかったですが、集会所に移動できなかった90歳のおばあさんが流されたりと、この地区では3人の方が亡くなられたそうです。周りには田んぼもありましたが、被災によって水が田んぼにまわらず、また、皮肉なことに豪雨以降は、まったく雨も降らず、田んぼはまったく駄目になったそうです。

 被災された方々に対して何ができるか、また災害から何を学ぶかいまの日本にとってとても大切なことが投げかけられている気がします。私もユンボ(パワーショベル)の免許を近いうちにいかねばと思います。
 明專寺の近くにも厚東川が流れていたり、2号線側には近くに山や丸山ダムもあります。また、ご門徒のお住まいもそれぞれ地域の特色があると思われます。行政のハザードマップ(宇部市防災マップ山陽小野田ハザードマップ)がありますので、ご覧ください。
 また、ボランティアに行ってみようと思われる方がありましたら、安芸教区ボランティアセンターのある本願寺広島別院は宿泊(無料)・駐車場完備です。作業用の長靴や手袋もほぼ揃っています。ぜひご利用ください。

 ※安芸教区災害ボランティアセンターの活動状況 
 ※備後教区災害ボランティアセンターの活動状況 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「春定会・降誕会」(2018.4.28)


今年、桜も3月下旬に満開を迎え、4月下旬に開催した「春定会並降誕会」は夏を先取りしたような暖かな日でした。子どもからご年配の方まで約30名のご参拝があり、賑々しくご法要をお勤めさせていただきました。ご法要は、正信念仏(和讃)・法話・讃仏偈・祝賀行事(もちまき・じゃんけんゲーム)。
 さて、本年は、親鸞聖人の奥さまである恵信尼さまの750回忌でもあります。恵信尼さまは、親鸞聖人が亡くなられた5年後の1268年に87歳でご往生されたと伝わっています。本願寺では4月13日・14日に750回忌法要が勤まりました。親鸞聖人が浄土真宗のみ教えを顕かにされ、6人のお子さまを抱えながら、伝道活動に勤しむことができたのは、恵信尼さまのお陰であります。しかし、自分自身振り返って見ますと、自分の奥さんやお世話になった方々に、感謝の言葉をなかなか伝えれていません。みなさんはどうですか?感謝のことばは生きている限り、伝えていくことが大切なことです。しかし、先人の方々は、感謝のことばを言える人もおるし、様々なことで言えない場合もあるだろうと、経験を通して知っておられたのかも知れません。だからこそ、お葬式やご法事というものが私たちに用意してくださってあるのではないでしょうか。故人は、仏さまとして、私もお世話になりましたと、きっとおっしゃっておられることでしょう。
 さて、お斎の後には、「平成28年熊本地震」の復興支援物産展も開催しました。たくさんのご協力を有り難うございました。デコポンの人気はすごかったなあ。
 また、境内から2号線の方を見ると、総代さん方と話し合って3月下旬に設置した「浄土真宗本願寺派明専寺」の大きな看板が。ご門徒さんに初披露となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

「総永代経法座」(2018.11.17)

 11月17日(土)に総永代経法座をお勤めさせていただきました。今年の猛暑はどこえやら、冬の到来を感じさせるストーブの必要な日となりました。10時から始まる法要ですが、9時にストーブに灯油が入っていないことに気づき、ご門徒さんが大急ぎで灯油を準備してくださり、寒さを気にすることなく、法座を過ごすことができました。
 法座には、老若男女約30名の大勢の方が参拝に来られました。中には、住職が高校生だった時の先生も参拝に来られてました。学生の時には、先生の年齢をあまり気にもしなかったですが、既に80歳を超えられたらしく、15年以上前に定年で退職をされたそうです。定年を迎えても、生徒や先生の立場を越えて、みんなで仏さまの教えを聞かせていただけることは、ともて大切なことではないかと思いました。皆さんは、どのように感じられますか?
 法座では、元山口別院輪番であり防府市妙玄寺住職の神保信正師が法話をしてくださいました。お釈迦様のお説きくださった八正道のお話など楽しく・ありがたくお話くださいました。また、お昼には婦人会の皆さんが作ってくださったお斎をいただきました。家では、味噌汁のダシなどは、既製品のだしの素を入れて食しているんですが、椎茸からダシを取っていただくお汁は日本一の美味しさです。いつか、お斎をつくってくださるところの特集をしたいと思います。
 法座終了後、境内を見わたしますと、朝掃除をして綺麗にしていたはずの銀杏の落ち葉が、絨毯のようにきれいに重なっていました。以前、北海道の僧侶の方から、このように聞いたことがあります。落ち葉は、樹から落ちるとき、自分の栄養を樹に渡して落葉していく。その栄養をもとに、樹は冬の厳しい寒さを乗り越え、春にまた芽生えていくことができる、と。
落葉の姿を見て、私たちを含めての命の繋がりを改めて感じさせていただき、総永代経法座の良きご縁になりました。
















 

「親鸞聖人御正忌報恩講」(2019.1.19

 冬の晴天に恵まれ、今年も御正忌報恩講をお勤めさせていただきました。1月9日~16日まで本山・本願寺でお勤まりになった時に使用された「報恩講のしおり」を皆さんにも配布しました。持参した40部全部なくなりましたので、40名以上のご縁があったということですね。(次回はもう少し持参して帰らねばと反省…)
 報恩講は、法要〔正信偈(草譜、行譜)〕・法話(住職、前住職)・北海道胆振東部地震復興支援の物産展。住職が法話を行いましたが、午前中の1席目が終わった後、突如、前住職が2席目は、自分が行うと言いました。後から聞くと、年齢も 80歳を超え、そろそろお浄土も近くなってきたので、お話しておきたいとの思いだったそうです。前住職の法話内容は、前住職の亡き母(チヨコ)とのお話でした。前住職は母を、自分勝手な思いで、2度泣かしたことがある。そのときのエピソードを話した後、浄土真宗のみ教えを聞くと、自分と言う人間が、どんなに愚かな存在であるかを、よくよく知らせていただくことができる。そんな自分勝手で救われるはずのない私たちに、立ち上がってくださったのが阿弥陀如来さまがであり、もったいなくもあると話してくれました。
 最後になりますが、今年は1月17日に内陣にお供えするお餅つき・お磨きを開催。婦人会のメンバーに坊守も加わり、次女(星香)・長男(香俊)も参加させていただきました。